@article{oai:mimasaka.repo.nii.ac.jp:00000580, author = {原田, 佳子}, journal = {春季研究交流集会報告要旨集}, month = {}, note = {農林水産省によると、食品ロスとは「食べられるのに、廃棄されてしまう食品のことである」と定義 されている。2015年農林水産省推計によると、我が国の食品ロスは646万トンある。 食品ロスは、限りある地球資源の無駄遣い、環境に負荷を与えるなど多くの問題を抱えている。 2015年国連サミットではSDGsが採択され、それに呼応し、わが国でも食品ロス発生抑制、 削減の動きが各地で出始め、食品ロス削減やフードバンク(以下FB)活動が盛んになり、 それに伴いこれらの研究も増えてきた。しかし、食品ロスの発生が構造的に再生産されることに 言及した研究を確認することはできない。食品ロスは、資本主義市場経済の産物である。 このことを明確に認識し、食品ロス発生抑制・削減を進めなければ、FB活動を始めこれらの市民活動や 行政の施策等が課題の再生産に繋がる可能性が懸念される。 筆者は、2007年より広島市安佐北区でFBをおこなっている(名称:あいあいねっと以下FBA)。 本稿では、筆者の体験を踏まえ、食品ロスの実態とその原因、及びフードバンク活動の課題に関して 言及する。}, pages = {18--21}, title = {食品ロスの実態とその原因:フードバンク活動の実践を通して}, year = {2018}, yomi = {ハラダ, ヨシコ} }