@article{oai:mimasaka.repo.nii.ac.jp:00000901, author = {居原田, 洋子 and 薮田, 弘美 and Hiroko , Iharada and Hiromi, Yabuta}, journal = {日本保育者養成教育学会第6回研究大会プログラム・抄録}, month = {}, note = {本研究は、保育者養成の学生が、保育教材を作成するための過程を学び、児童文化財の一つである紙芝居の作成を試みた実践を取り上げる。学生の意識調査アンケ-トの自由記述から分析し、質的デ-タを計量的に分析し、創作的な表現授業の取組みによって得られた学生の学びを明らかにし、保育環境の役割と保育内容表現との関連について考察をする。この取組みは租税教室推進協議会との連携事業である。調査対象者は、本学児童学科2年生の学生(n=38)であり、質問項目は創作紙芝居の取り組みについて伝えたいこと、学んだこと、今後の課題についてであるが、今回は紙芝居を作成して学んだ点を分析することとした。分析は、自由記述についてテキストマイニングソフトKHcoderを用いて分析を行い、学生の学びの特色を検討した。全体像については、「子ども」「税金」「言葉」「絵」「難しい」「自分」「セリフ」「登場」「違う」「小さい」といったまとまりを確認できた。共起ネットワ-クの図より「子ども」を中心に捉えていき、更に「紙芝居」、「内容」、「考える」、「作る」、「分かる」の5つまとまりから考察を述べていった。本実践は、学生が税の大切さについて子どもに絵と文で表す困難さを感じながらも、一つのテーマをもって子どもに伝えることの意義を友達と共有できた。子ども一人一人の発想や表現を尊重するためには保育を目指す学生が柔軟な発想や創造性を身につけることが求められる。目の前の幼児の発達を理解し、保育教材の研究を重ねることは表現を高める一助となったといえる。  今後は、学生がどのような創作紙芝居を作成したいと意識したかその内容と環境と表現の関係について探っていきたい。}, title = {保育者を目指す学生の協同する表現活動を通した保育環境の役割について:児童文化財の作成より}, year = {2022}, yomi = {イハラダ, ヨウコ and ヤブタ, ヒロミ} }