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アイテム
緩和ケアに関わる管理栄養士の現状と課題
https://mimasaka.repo.nii.ac.jp/records/755
https://mimasaka.repo.nii.ac.jp/records/755695b04e3-7ee2-4150-adc4-bd59c2d77c25
Item type | その他 / Others(1) | |||||
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公開日 | 2020-05-21 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 緩和ケアに関わる管理栄養士の現状と課題 | |||||
言語 | ja | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_1843 | |||||
資源タイプ | other | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
橋本, 賢
× 橋本, 賢× 森, 茂雄 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】 緩和ケアにおける栄養管理は、療養者が希望する食事を提供するといった事例が多いが、療養者の容態や緩和のために投与される薬剤などに合わせた栄養管理が必要とされる。今回は、終末期の緩和ケアにおける栄養管理の現状をアンケート調査により把握することを目的とした。 【方法】 終末期の栄養ケアに関する講習会に出席した103名の管理栄養士を対象に、勤務する施設における終末期栄養の現状についてのアンケートを実施した。回答者内訳は、男性8名女性95名、平均年齢は38±9.9歳であった。 【結果】 回答者の勤務先は、病院23名、施設78名、在宅2名で、実務経験平均年数は10.0±7.3年であった。終末期栄養ケアへの関わり状況は、よく関わっている41名、関わったことがある37名、ほぼ関わらない4名、関わったことがない12名、これから関わる9名であった。現在のケアチーム参加状況は、参加中42名、参加したことがある10名、不参加35名、これから参加8名であった。経口摂取の継続の判断として望ましと思う方法については、本人・家族の希望に沿って継続が64名で最も多く、次いで本人の尊厳を配慮して最後まで継続31名であり、管理栄養士の提案で継続は0名であった。現実の対応状況については、本人・家族の希望に従って継続が41名で最も多く、ついで主治医の指示で継続32名、管理栄養士の提案による継続は2名であった。食支援については、好きなものを提供が77.7%と最も多く、家族の差し入れ74.7%、ゼリーや果物を提供65.1%であった。経口摂取を継続するための工夫は、食形態調整が83.5%と最も多く、嗜好対応76.7%、経口量調整49.5%であり、容態管理に関する回答は平均で15.1%であった。 【考察】 緩和ケアでの経口摂取は本人家族の希望や食嗜好が重視されており、これに容態の管理もしくは評価にも管理栄養士が関わることで、本人と家族のQOLをさらに高める経口摂取につながるとが期待された。 |
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言語 | ja | |||||
bibliographic_information |
ja : 第35回日本臨床栄養代謝学会学術集会抄録集 p. P-36-4-P-36-4, 発行日 2020 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 日本臨床栄養代謝学会 | |||||
言語 | ja |